心療内科に相談すべきサインとは?うつ病カウンセラーが解説する受診の目安
うつ病カウンセラーのひと言アドバイス
心や体の不調に悩んだとき、「これくらいなら大丈夫」と我慢してしまう方は少ないです。 でも、心療内科の受験は早すぎて困ることはありません。
今回は、「うつ病カウンセラーの視点」で「心療内科を受講した方が良いサイン」についてまとめました。
1.長く続く「気分の不安」と「不安」
- 毎日辛い・気持ちが沈んでいる日が2週間以上続く
- 特別な理由がないのに涙が出たり、不安感が強くなる
今の気分の状態が1日中続いてしまう場合は、早めの受診をおすすめします。
2.眠れない・眠りが浅い日が続く
- 夜なかなか寝付けない
- 夜中や早朝に目が覚めてしまう
- 眠っても疲れがとれない
睡眠のトラブルは心のSOSサインでもあります。無理せず受診を検討してみましょう。
3.食欲のとんでもない変化、体重の変動
- 食事が喉を通らない、逆に食べ過ぎてしまう
- 明らかな体重減少・増加がある
身体に現れる変化も、心の状態と深く結びついています。
4.仕事や家事、人間関係が煩わしい
- 以前はできていたことが億劫に感じる
- 人に会うのが怖い、外出したくない
社会生活に出てきたら「がまん」せず、心療内科の医師に相談するタイミングです。
5.急に涙もろくなった・イライラが止まらない
- ささいなことで泣いてしまう
- 以前より怒りやすくなった
- 怒りを抑えることができない
感情のコントロールが本気になったと感じた時も、早めに専門家の力を借りましょう。
まとめ
心療内科は、「自分ではどうにもならない」「家族や友人に相談しても不安が消えない」と感じた人のための「心のプロフェッショナル」です。受診することで症状が明確になり、適切なサポートや治療を行っていきます。
「これくらいなら…」と無理な場所をせず、安心して相談できる場所があることを思い出してください。